読んでいて面白い本ではなかった気がします。つまらなかったと言っても過言ではないような…。(´°ω°)チーン
それでもワタシがこの本を最後まで読んだのは、この本に書いていることが大切で必要だと思ったからです。読んでいて【眠くなるな…】と、思いつつ【最後まで読むべきなんだろうな…】と、葛藤しながら読了しました。時間かかった―。(笑)
面白かったと断言できないのに人に勧めたくなる本は初めてかもしれません。いや、もういっそ、面白かったということにしておこうかな。読んだ方がいい事には変わりないのだし。
「わかりやすい」文章を書く全技術100
それにしても凄いタイトル…
あらすじや目次を引っ張るまでもなく、本のタイトルが全てを物語っていると言っても過言ではありません。
Kindleオーナーライブラリーの対象本なので、Amazonプライム会員の人(且つ、電子端末をお持ちの方)は無料で読めますので是非お試しあれ。普通に購入したとしても99円ですので買う価値ありです。
そもそもこの本自体が「わかりやすい」理由
「わかりやすい文章の書き方」を解説しているこの本自体が、そもそもとても「わかりやすい」のです。理由は2つ。
タイトルに【全技術100】とあるように、項目が100もあるので一つ一つがとても細かく書かれています。細分化の鬼ですね。根気よく最後まで読みさえすれば誰にでも理解できそうです(実践できるかどうかは別問題)。
2つめの理由は全てに例文が記載されていることです。しかも<悪い例>を記載して、解説を挟み<良い例>が記載されています。説明が具体的なのでわかりやすいのですね。しかも例文は1組とは限らないので、パターンを複数見ることにより理解が深まります(実践できるかどうかは別問題)。
私自身がわかりやすい文章を書くために気をつけること
常日頃、長いだけの駄文ばかり書き散らかしているので修正箇所は多分にあるのですが、本書を読みながらその中でも特に気になったことがありました。
1.文章を短くするために、重複言葉を避ける
「わかりやすい文章を書く」ために、よく言われるのが文章を短くするというものです。
これはわざわざ本なんて読まなくても、人様のブログとかを読んでいると皆様口を揃えて仰って(書いて)います。では具体的に、どのように文章を短くするのか。
- 無駄を省く
- 短い言い回しを使う
- 同じ意味の表現は1つにまとめる
- 接続助詞を使いすぎない
など。やり方は様々ですが、ワタシが1番気になったもの。それは…
重複言葉を避けるというものです。言われたところで具体的には思い浮かびませんが、例文見て『やりがちー!』と思いました…。
<悪い例>
①まず最初に、次のことに言及しなくてはならない。
②各支社ごとに、会計処理が適切になされているか、もう一度確認されたい。
むむ…。気を付けて読めば当たり前にわかりそうな反面、書くことに熱中しているとうっかり見過ごしてしまいそうです。
<良い例>
①まず、次のことに言及しなくてはならない。
②各支社で、会計処理が適切になされているか、もう一度確認されたい。
たったこれだけで文章が短くなりました。
特に①、【まず最初に】って、文章を書く時に特にやりがち。え?ワタシだけ??
せっかくなので、はてなブログの編集画面で検索かけてみました。そしたらヒットしましたよ~。【まず始めに】って使っていました…。(´°ω°)チーン
今後は気をつけます…。( ;∀;)
2.主語と述語を近付ける
これは文章に限ったことではなく、日頃の自分の【話し言葉】にも感じていたおかしな部分でした。
楽しいときや怒ったとき、何かに興奮したときなど、いつもより感情的に喋り始めると、相手に意味が伝わりにくい話し方をしてしまうのです。
一文話し終わったあとに、遡って単語を付け加えるという変な会話を繰り広げることが度々あります。自分の発言がおかしい自覚があるので慌てて補足を加えるわけですが、何がどうしておかしくなってしまうのか、イマイチ理解できていませんでした。
それがこの本を読んで、目からウロコがポロリです。ワタシは感情的になると、恐らく主語と述語の位置関係がおかしくなったり、主語を忘れたり、述語を飛ばしたりしているのです。結果、意味が伝わりにくくなったり文脈がおかしくなったりしているのだと思います。
このブログはワタシの思考をそのまま吐き出していますので、『おかしな話し言葉』とイコール(=)なワケです。今後は言葉も文章も、少しずつ修正していこうと思います。
【「わかりやすい」文章を書く全技術100】を読んだまとめ
細分化された100の技術をいきなり取り込もうとしても不可能です。
『まず、』2つを意識して文章を書くよう心掛けていきます。
大切なのは読み返すこと、繰り返すこと。
ついついパパッと書いてポチッと投稿してしまいがちなんですけどね…。それじゃダメなんだよなぁ…。面倒くさいですね(本音)。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
お疲れ様でした!