猟奇犯罪(が出てくる小説)は、お好きですか?
ワタシは好きです。(๑•̀ㅂ•́)و✧
今回は割と好みのご遺体が出て来ました。内臓破裂するまで体内に硬貨(&札束)突っ込まれたご遺体です。犯人の意図はすぐに察しがつきました。
リッチマン殺人事件
シリーズ4作目ですが、かなり面白い感じになってきた。そろそろ1作目を読み返したい病に侵されています。
【Leak】著者:内藤了
正月の秋葉原で見つかった不可思議な死体。不自然に重たいその体内には、大量の小銭や紙幣が詰め込まれていた。連続して同様の死体が発見されるが、被害者の共通点は見つからない。藤堂比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」の面々は、警視庁の合同捜査本部でその「リッチマン殺人事件」に取り組むことに。そこに比奈子宛の怪しい電話が入り…。
こちらはシリーズ第四弾。起こる猟奇殺人事件は1冊ごとに完結しますが、折角ならシリーズ第一弾から読み始めることをオススメ致します。
登場人物が毎回ゲロ吐く
そもそもメインテーマが【猟奇犯罪】ですからね。殺人事件の中でもちょっと特殊なやつが出てきます。
あまりに現場やご遺体がグロイので…関わった警察官の誰かしらが毎回必ずゲロ吐いてますww
小説ですから文章だけで様子が表現されていますが、かなり克明です。主要登場人物に検死官が居ますから、今回は司法解剖のシーンが出て来ました。
ワタシの大好きな検死官・死神女史。また検死後に焼肉食っておったwww
一つ残念なことがあります。
司法解剖や腐乱死体発見のシーンなど、詳細に表現されているのですが…。確かにそれで、映像は想像できるんですね。映像は想像できるんですけど…、臭いを想像することはできません。
そりゃ、ワタシは腐乱した人間の臭いなんて嗅いだことがないので、想像できなくて当たり前なんですが。なんかねー。今回の小説は、その臭いを感じてみたくなったんですよね。いや、多分本当にその臭いを嗅いだらワタシも吐いちゃうんでしょうけど。
でも…なんだろう…。そういう好奇心を駆り立てるような作品だったわけです。
小説を読んでいて【臭いを知りたい】なんて思ったの、初めての経験です。自分でもちょっと衝撃でした。
シリーズ物ならではの面白さ
今回は、シリーズ物としての進展も少々ありました。
こちらはネタバレしてしまうと面白さが半減してしまうので内容は伏せますが、シリーズとしてのストーリーも少しずつ、進み始めています。
あと、最期はかなり気になる感じで終わりました。え??【CUT】と繋がる…??
多分これが、ワタシが【一作目から読み直したくなった】最大の理由だと思われます。このタイミングで過去作品を読み直した人が多いのではないかな??
続きが気になる~!過去も気になる~!!
▼シリーズ第一弾はコチラ▼
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
オヤスミナサイ☆|)彡サッ