あまりにも王道すぎるミステリー小説に度肝を抜かれた。
文句なしに面白い。素晴らしい!
読み始めてワタシが1番初めに思い浮かべたのは、【金田一少年の事件簿】である。【◯◯館殺人事件】的なフレーズは、間違いなく金田一少年の事件簿を連想させる。
登場人物たちが大学生と若いことも、要因の一つだと思う。
仕方がない。世代だ。
月曜の19:00~【名探偵コナン】と【金田一少年の事件簿】のアニメを2本連続で見るのが慣習だったのだ。そうやって子供時代を過ごしてきた。
同じ慣習で育ってきた人は必ず楽しめる小説だと保証します。
【十角館の殺人】著者:綾辻行人
十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
もうあらすじだけでそそる。
奇妙な館(しかも孤島)と、そこにのこのこと踏み込む若者と、連続殺人。
フルコースが整っている感じで、この作品をオススメするのに他の要素は不要と思われます(因みに怪文書的なものも出てきます)。
ネットでミステリー小説のオススメを調べると必ずと言っていいほど候補に入ってくる本作ですが、確かに納得。
多くの人っがオススメするということは、やはりそれほど誰が読んでも面白いということなんですね。
借りてきて読んだ本なのですが、買ってもよかったなーと思っている次第であります。シリーズ化しているみたいだし、2作目からは自分で購入しようかな。
結末は勿論…
ミステリー小説を読んでいる時ほど、自分の頭の悪さを喜べるタイミングはない。
どれほど先の展開を読みながら、結末を予測しながら読んだとしても、大抵は作者のトリックに華麗に騙される。
【十角館の殺人】も、そんな本の一つ。
一応予測を立てながら読んだのですが、見事に外れました。Σ(・∀・;)
うん、ダメだ。
ワタシの思考なんて、そんなもんだ…。(笑)
とりあえず、2回読んだよ!
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
またね☆|)彡サッ