実は去年読んだ本なんだけどね。
まぁいいか。
投資というものに興味はあるけど全く何もわからないワタシの為のメモ書きである。
投資に興味がある人は多いはず
一体どうして突然こんな本を読んだのかというと、勿論キッカケはあれである。
▼参考記事
昨年後期に突然本社からの通達。企業型確定拠出年金制度導入のお知らせであった。
簡単に言ってしまうと、今までの退職金制度を廃止するよってコト。
退職金を出さない代わりに毎月少しずつ投資資金を出してやるから、老後の為に自己責任で上手く運用してよねって。そんな感じ。
確定拠出年金の制度についてなんとなくわかった所で、次はその内容(運用)について興味が湧くのである。当たり前だ。貧乏人の貴重な老後資金がかかってるんだから。
勿論老いる前に死んだら意味が無いのだが、国勢調査の結果を見る限り途中で死ぬ確率はそんなに高くなさそうだ。一応やるからには長生きして受け取れる前提で、シッカリ取り組まなくては。
投資と言うものには元々興味があった。でも株とかFXとか投資信託とか言葉は知っているけど実際どんなもんかはよく知らない。
やっていみたいけど資金とかいるでしょ?専用口座とか作らなくちゃいけないでしょ?まずは何から手を付ければいいの?
なんかめんどくねぇ??
という相変わらずのクズっぷりを発揮していた。
今回の企業型確定拠出年金制度導入はいい機会なので、コレを機にこの制度と縁深い投資信託について学んでみようと思ったのだ。
▼参考書籍はコチラである
一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門 竹川 美奈子 ダイヤモンド社 2013-01-19 売り上げランキング : 2544
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クズみたいなワタシにもわかりやすく書いてるので知識が真っ白の人にはオススメである。タイトルズバリ。入門書。最初の1冊に適していると思われる。
『一番やさしい!一番くわしい!』とタイトルに書いてあるが、ワタシはまだこの1冊しか読んでいないため『一番』かどうかはわからない。
【投資信託】って何カナ???
上手に付き合うためにはまず相手を知ることが大切。(๑•̀ㅂ•́)و✧
本の目次
※大見出しだけ紹介する※
- そもそも投資信託って何!?
- 投資信託の儲けと損はどう決まる?
- 投資信託はどのように運用されている?
- 投資信託でお金をふやすための「3つの戦略」
- 損しないための正しいアクティブ投資の選び方
- 投資信託はこうして買いなさい
なんだか後半に行くに連れ若干怪しげな雰囲気も漂うが大丈夫だ。内容は別に怪しい投資のススメなどではなくいたって真面目な教科書であった。
投資信託とは??
投資家から少しずつお金を集め、まとまったお金を専門家が運用する金融商品のこと。
株や債券、不動産などを組み合わせ商品化したもの。
みんなでお金を出し合って、利益もみんなで分け合うイメージ。
少ないお金で分散投資出来るのが特徴で、大化けしないかわりに価値がいきなりゼロになるようなこともない。・・・・らしい。
投資信託の中身
どこの何に投資するのかという組み合わせ。
☆どこ☆
- 国内
- 海外
- 内外(両方)
☆何に☆
- 株式
- 債券
- 不動産
- その他
- 資産複合(「株式と債券」や「株式と債券と不動産」などまとめて投資)
投資信託の流れ
投資家>>販売会社>>運用会社>>信託銀行
①販売会社
投資家が投信を買う所。
証券会社や銀行の窓口、ネット証券やネット銀行などがこれにあたる。
投信の購入や解約、投資家の口座管理などを行う
②運用会社
投資資金の運用内容を決める所。最も重要。
お金を預かるわけではなく指示を出すだけ。
販売会社を通さず直接投資家に商品を販売する会社もあるらしい。
③信託銀行
運用会社の指示で株や債券などの売り買いや管理をする。
投資家から集めた信託財産の保管・管理も行う。
投資信託の儲けとは?
売却益(損)+分配金=儲け(損)
①売却益=キャピタルゲイン
元本=基準価額が上がること
②売却損=キャピタルロス
元本=基準価額が下がること
③分配金=インカムゲイン
決算時に投資家に支払われるもの。支払わない投信もある。
分配金は投信の資産から支払われるため、分配金を出すと純資産総額が減り、基準価額もその分下落する。
売却益(損)と分配金は、両方を総合的に見ることが大切。
=トータルリターン
投信3つの手数料
手数料は確実にマイナスのリターンになるため要チェック!
①購入時手数料
販売会社に支払う手数料のこと。
中には購入時手数料のかからない商品もあり、ノーロードという。
②運用管理費用(信託報酬)
投信を保有している間、ずっと払い続ける手数料。
毎日資産から差し引かれており、基準価額はこの手数料を差し引いたあとの金額らしいよ。
僅かな差でも運用に大きく影響するので結構重要。
③信託財産留保額
解約する時に発生する。
投信の資産に戻されるため、厳密には金融機関に支払う上記2つの手数料と少し違う。
しかし投資家からすると引かれるお金には違いない。
【はじめての「投資信託」入門】まとめ
冒頭ら辺をちょろっと紹介させて頂きました(だいぶ大雑把で申し訳ない)。
こんな風に、知識真っさらなワタシでも少しは理解できるように書いてあるので助かったー。(;´∀`)
まぁワタシの場合はあくまでも企業型確定拠出年金なので。細かい部分に違いは出てきます。
メリットは負担しなくていい手数料があったり、運用益が非課税だったり、拠出金が所得控除になったり…。
逆にデメリットは、60歳まで換金できなかったり、金融商品は指定されたものの中から選ばなくちゃいけなかったり…。投資資金にも制限があります。凍結されている特別法人税もどうなるかわからないしね。
制度を完全に網羅するにはまだまだ遠いけど、少しは形くらい見えてきたカナ…??(^^;; まだまだ勉強あるのみ。
一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門 竹川 美奈子 ダイヤモンド社 2013-01-19 売り上げランキング : 2814
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そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
オヤスミナサイ☆|)彡サッ
*関連(しない時もある)記事*
▼確定拠出年金についてとりあえず勉強してみたやつ