金属アレルギーなOLの業務外報告

全てのストレスを受け流し、気ままにゆるく生きる意識低めなOLの雑記。

心を無にして健康診断を受けてきた


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手足を拘束されたり(心電図)体液や排泄物採られたり(採血&尿検査)乳首にゼリー塗られたり(乳がんエコー検査)パンツ脱いだ状態で足を全開に広げられて奥まで突っ込まれたり…(子宮がん検診)。

健康診断ってのは心を無にしなくちゃ受けられない。今年度もやっとの思いでこのイベントを終わらせてきました。出血してパンツに血がついてたよ…。(´;ω;`)

椿山荘のアフタヌーンティー

 

1年に1回健康診断を受ける権利

会社っていうのは1年に1回、社員に健康診断を受けさせる義務があるらしい。逆に言えばワタシたち会社員は、1年に1回健康診断を受ける権利があるようだ。

2時間近くかけて様々な検査を行ったが、お金は1円も請求されていない。加入している保険者と、足が出た分は会社が全額負担してくれるからだ。これはいい制度だと思う。今日ワタシが受けた一通りの検査を自腹で受けようとすればものすごい金額を請求される(予防は保険適用外)。

 

年度末が近づくと本社から注意喚起のメールが送られてくる。【まだ検診受けてない人はきちんと受けてください!】とのことだ。

年に1回自分で好きな日に勝手に予約とって検診を受ける制度なのだが、意外にもすっぽかす社員は多いらしい。なんでだろう?仕事しないでタダで健康診断受けて更にそれが出勤扱いになるんだから、こんなに良い事は無い気がするんだけど。人によってはチガウってことよね。ワタシの考えがセコイだけなのか…。(;・∀・)

曲がりなりにもうちの職場は医療機関。本社はこの義務を特に懸命に果たそうとしているフシもある。受診人数が増えればコストがかさむのに、一生懸命各部署へ受診するよう訴えている(勿論それがあるべき姿だが)。

 

健康診断に意味はあるのか

医療現場に居る人間だからこそ、思うことはそれぞれあるのかも知れない。同じ医療現場の実態を見たとして、それについて感じることは人それぞれである。

去年は北斗晶さんや小林麻央さんなど、ショッキングな癌のニュースが立て続けに流れたりした。お陰さまで検診センターは大繁盛。胃カメラの検査など3ヶ月以上待ちは当たり前の状況となった。婦人科検診はどんなに殺到しても半分(女性のみ)しか受けないからね。まだいいけど。胃カメラとかは男女関係なくホントにみんなが受けようとするから予約がパンパン。

北斗晶さんも小林麻央さんも、どうやらきちんと定期検診を受けていたらしいですね。それなのに転移するほどの癌…。これらのニュースを見てしまうと、健康診断って本当に意味があるのが疑いたくなってくる。

医療は魔法じゃないし、予防医療は完璧じゃない。検査技師や医師だって人間で、毎日沢山の患者を診ていれば中にはミスもある。

わかっちゃいるけど…。難しいですね。

健康診断に救われる人も確かに沢山いる。だからやっぱり、やらないよりはやる方が良いんだと思う。

 

数年前に幼馴染みのお母さんの腎臓がんが発覚した。これはかなりショッキングだった。ワタシが物心付く前から身近にいた人だからだ(母と仲良し)。しかも自分の母親と同世代。そんな人が、まさか腎臓がんだなんて…。

彼女は主婦だがきちんと毎年健康診断を受けていた。その検診で、腎臓がんが見つかったのだと母から知らせが届いた。奇跡だ、と思った。【紹介状書いてもらったの?オペするんでしょう?】と聞いたら、有明癌研に紹介状書いてもらってて、スグにオペの予定があると教えてくれた。

ワタシはなんだかホッとして、【あぁ、多分彼女は大丈夫だろう】と根拠もなく安堵した。健康診断で初期の癌がわかるなんてかなりラッキーだ。しかも腎臓は2つある。1つ摘出した所で生命には影響しない(支障は出るだろうけど)。勿論彼女の家族は気が気じゃなかっただろうけど、彼女は助かる運命だったんだとワタシは勝手に思った。

彼女の治療は滞り無く行われた。検診で癌の早期発見、専門病院を紹介され、待つことなくオペの日程を組んでもらえて、開腹さえすることなく内視鏡での摘出手術で済んでしまった。どう考えても助かるフラグだ。数年経過した現在も転移などなく、元気に日常生活を送っている。

彼女に限らず、患者さんでも度々そのような例はある。検診にも一応意味はあるのだ。

トラックにはねられたのに助かる人もいれば、家で寝ていても死んでしまう人だっている。人の寿命って本当に不思議だ。

ワタシはどうやって死ぬんだろう。ちょっと気になる。

 

ホルモン剤の影響

ワタシはもう10年近く婦人科にかかりっきりで、ずっとホルモン剤を服用している。これにはいい面もあるのだが、勿論悪い面もある。

本来のワタシは生理が超不順で、たまに来る生理は出血量が多く常に貧血。生理痛が重くて外出できなくなったりしていた。ホルモン剤はこれらの症状を全て改善してくれた。素晴らしすぎて10年経った今でも手放せない。卵巣がんのリスクも軽減してくれるらしい。逆に乳癌などになったら大変だ。ホルモン依存性の癌はホルモン剤の影響であっという間に進行する。たった年1回の検診ではどうにも太刀打ちできない可能性が高い。

この件に関してはリスクを踏まえた上でワタシはもう諦めている。一応身内に乳癌や子宮癌の女性はいない。なるかならないかはもはや運でしか無い。それ以上にQOLを向上させる方がワタシにとっては重要なのだ。気休め的な部分もあるがとりあえず年1回の検診はシッカリ受ける。ワタシに出来ることはそれだけである。

 

きっと来年度も…

ワタシはまだ年齢的に健康診断での検査項目が少ない。35歳や40歳を境に、検査項目はどんどん増えていく。胃カメラや検便、採血の項目なども…。

脳ドックなんかも興味ある。受けてみたい。

来年度も今のところ退職の予定はないので、同じように健康診断を受けると思う。ブログも一応やめる予定はないので、受けたらまた何かしら書くかもしれない。

何事もなくまた1年過ごせると良いのだが…。

 

そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。

オヤスミナサイ☆|)彡サッ

 

 

 

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