あけましておめでとうございますm(_ _)m
2017年、ワタシには取り組まねばならない問題がある
(企業型)確定拠出年金制度
2016年の後期、本社から突然のメール連絡。2017年春より確定拠出年金制度を導入するとの通知であった。
最近ニュースでも時々耳にする言葉であるが、自分に関係がなければ絶対に気に留めない単語である。国の打ち出す制度はいつだって難しくてよくわからない。年金なんて特に嫌な言葉だ。詐欺としか思えない(個人の感想です)のに強制的に毎月給与から引かれていく。勿論賞与からも…。
確定拠出年金というからにはお金に係る制度である。ワタシのお金に…。(TдT)
既に導入している企業も増えていると聞く。先日友人が転職した際、就職先が確定拠出年金制度を導入済みの企業で四苦八苦していた。何も知らない人間が突然お金の配分先を決めろと言われてもなんのこっちゃ。意味不明である。
友人の話を他人事のように聞いていたワタシだが、わずか数ヶ月後、同じ制度が自分にも降り掛かってきたわけだ。幸いなことにワタシは転職で降り掛かってきたワケではない。勤めている会社の新規導入だ。事前告知もあり、勉強時間も確保されている。会社が勉強会もセッティングしてくれる。意味がわからずとりあえず元本保証型に100%突っ込んだ友人よりはマシな状況といえる。
ド素人のワタシがどうにか調べてブログにメモしていこうと思う。自分の為に。
手始めに一冊の本を手にしてみた。Kindleのオーナーライブラリー活用である。折角アマゾンのプライム会員になってペーパーホワイト買ったからね。使ってみないとね。本の値段見ちゃうとまぁ買っても良かったかな?と思うけど。まぁいいか。
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確定年金拠出制度とは??
確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん、DC:Defined Contribution Plan[1])とは、確定拠出年金法を根拠とする私的年金である。2001年(平成13年)10月から始められた。「日本版401k」とも言われ、日本の年金制度上は第三階に位置づけられる。
現役時代に掛金を確定して納め(拠出という)、その資金を運用し損益が反映されたものを老後の受給額として支払われる。給付には、老齢給付、障害給付金、死亡一時金があり、その性質上、将来の受給額は未定である。
対になるものとして確定給付年金がある。老後の受給額の目標金額を現役時代に確定しておき、将来の受給額から逆算した掛金を現役時代に支払う年金のことである。すなわち、老後の受給額を前もって確定した年金である。
はい、難しくて読む気失せる~。
ネットで自分で勉強するのは骨が折れる。知識がまっさらだと何も頭に入ってこないので、そういう時に本というのはとても役に立つ。
気を取り直して、確定年金拠出制度とは??
将来の年金を自分自身で準備(運用)する制度。
【拠出】とは、保険や年金の掛け金を支払うこと。
【確定拠出】とは、掛け金が確定していること。つまり、毎月の拠出金が一定であること。
そして【年金】はそのまま、将来の年金制度であるということです。
【個人型】と【企業型】
確定拠出年金には2種類ある。
個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金。
個人型とは任意で加入するもの。自営業・主婦・企業型確定拠出年金制度を導入していない企業に勤める会社員など。
企業型はワタシのように、勤め先の企業が企業型確定拠出年金制度を導入している場合。社員は強制的に加入させられます。
- 個人型確定拠出年金=任意
- 企業型確定拠出年金=強制
今回ワタシが加入するのは企業型確定拠出年金です。よってワタシは、企業型確定拠出年金について調べ、企業型確定拠出年金について書き記していきます。あしからず。
確定拠出年金の運用資金
年金を運用すると言っても、運用の為の資金が必要になる。それが上記の拠出金にあたるわけだが、企業型確定拠出年金において、その拠出金(運用資金)は企業が負担することになる。
毎月一定の金額を、企業が運用資金として従業員の専用口座に拠出するのだ。
拠出額は税的優遇を受けるため、拠出できる限度額が決められている。企業年金を有していない企業では、掛け金の上限は5万5千円。その範囲内で更に、企業独自の規定がある。ワタシが本社から提示された資料によると、掛け金は勤続年数やその社員の等級により細かく金額が分けられている。ワタシはまだ入社3年程度のペーペーなので、金額は最低限。月々の拠出金は数千円程度だ。(´°ω°)チーン 但しコレに関しては、勤続年数や等級が上がればそれに伴なって上がっていく。5万5千円までは。
また、マッチング拠出という制度がある。企業が出す拠出金に、自分で上乗せをしてもいいという制度だ(手続きが必要)。しかしこれにも上限がある。マッチング拠出は企業の拠出金と足して5万5千円の範囲内で、且つ企業が拠出する金額を超えてはならない。
例えば企業が毎月5千円を拠出する場合、ワタシも5千円を上限に上乗せをすることができる。しかし企業が5万円を拠出する場合、ワタシが上乗せできるのは5千円までである。拠出金額の変更は年1回可能。もちろん0(ゼロ)でもOK。
因みに個人が上乗せした拠出金は全額所得控除の対象となる。
- 拠出金(運用資金)は企業が負担
- 個人で上乗せも可能(マッチング拠出)
- 上限金額あり
- 自己負担金は全額所得控除
確定拠出年金の受け取りについて
年金という言葉を使うとわかりにくい。ワタシのようになんの知識もない一介のOLには特にわかりにくい。OLにわかりやすい言葉で表現するなら、つまりは退職金である。
うん、これでわかりやすい。シックリくる。
つまり従来の退職金制度を廃止し、それを確定拠出年金制度に移行しようというのが本社からの連絡であったのだ。
受け取る側の人間にとって大きな違いの一つが、受け取り時期である。
退職金という言葉がわかりやすいが、あくまでも年金制度。受け取りは60歳からという決まりがある。もちろん例外はある。受給者が死亡した場合や障害を負った時、資産が1万5千円に満たない時等。ある一定の要件を満たす場合のみ例外はあるが、それはあくまでも例外なので割愛することにする。基本的には60歳までは受け取れないと覚えておこう。
- 受け取れるのは60歳になってから(但し例外あり)
企業型確定拠出年金について今日のまとめ
とりあえず、うちの会社は従来の退職金制度がなくなるらしい。
毎月決まった金額を支給され、ワタシたちはそれを自分で運用しなければならない。
途中で退職しても【退職金】の支給は無し。
60歳以降に確定拠出年金の支給を受けることが出来る。
受け取れる金額は今後の運用次第。減るかもしれないし、増えるかもしれない。
確定拠出年金制度に関しては、メリットやデメリットを並べて加入すべきとか手を出すべきじゃないとか、様々なことを書いているサイトがあった。
しかしワタシの場合、企業型確定拠出年金である。強制なのである。加入すべきかどうか、議論するだけ無駄である。
又、受け取りに関する税的優遇も色々あるらしいのだが、順当に行ってワタシが受け取れるのは早くても30年後である。30年もあれば制度なんていくらでも変更の余地がある。今から受け取り時の優遇について細かく調べるのはコレも無駄であると判断した。
今後も確定拠出年金制度に関しては少しずつ情報収集していこうと思っている。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
オヤスミナサイ☆|)彡サッ
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