金属アレルギーなOLの業務外報告

全てのストレスを受け流し、気ままにゆるく生きる意識低めなOLの雑記。

嵐の夜


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時々ふと、突然に。

緊張の糸が途切れそうになる時がある。

心の底に、一番奥に。

仕舞い込んでいたはずの疑問が浮かび上がってくる。

一体なぜ、ワタシは生きているのか。

一体なぜ、ワタシは走り続けるのか。

それは辛いだけではないのか。

ほんの一瞬だけ目を閉じて、その一線を超えてしまえばいい。

静かに、誰にも知られずに、全てを終わらせることが出来る。

世界は変わらずに廻り続けて、時間は同じように進み続ける。

静かに、全ては無かったことになる。

 

途中で失ったものを振り返ってはいけないのだ。

前に進めなくなる。

永遠に進めなくなる。

照らしてはいけない。

闇だけを見つめて、最期まで走り抜けると誓ったから。