金属アレルギーなOLの業務外報告

全てのストレスを受け流し、気ままにゆるく生きる意識低めなOLの雑記。

不思議の国で巻き起こる本格ミステリ【アリス殺し】著者:小林泰三


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※この記事はH30.2.26に加筆・修正を行っています※

やけに現実味のあるリアルな夢と、夢見心地で突拍子もない事件の起こる現実と…。

真実はどこにあるのか??

 

2014年版、このミステリーがすごい!国内編第4位。不思議の国の不思議な世界感をご堪能あれ。 

【アリス殺し】をジャケ買いして大成功

買うよね~ 可愛いよね~(*ノω・*)テヘ 好きな感じのやつでした。

ジャケ買い大成功。これを機に、小林泰三さん、どハマり。


タイトルにも惹かれました。不思議の国のアリスが大好きなので。

あの独特の世界観。ファンタジック。

意味不明で、残酷で、不気味。

【アリス殺し】あらすじ

大学院生・栗栖川亜理は、最近不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている。

ハンプティ・ダンプティの墜落死に遭遇する夢を見た後に大学に行ってみると、キャンパスの屋上から博士研究員が墜落死を遂げていた。

次にグリフォンが生牡蠣を喉に詰まらせ窒息死する夢を見ると、現実でも牡蠣を食べた教授が急死した。

夢の世界の死と現実世界の死は繋がっているらしい。

夢の世界では三月兎と頭のおかしい帽子屋が犯人捜しを始めたが、思わぬ展開からアリスは最重要容疑者にされてしまう。

もしアリスが死刑になってしまったら、現実の亜理は…?

一方現実世界には、亜理と同じ夢を見るらしい同級生が。

不思議の国と現実世界を行き来しながら、亜理たちも事件について調べ始める…。

世界観を壊さないところが魅力

あらすじを読んだだけでも、心がときめく登場人物の名前が沢山出てきます。

蜥蜴のビルも登場しますよ。

相手の頭がおかしいのか、それとも自分の頭がおかしくなってしまったのか!?

ちんぷんかんぷんで揚げ足取りな言葉遊び。

ファンタジックなのに残酷で。

読み始めると止まらなくなります。

ねぇ。合言葉を決めておこうよ。味方同士だってことがわかるための合図の言葉だよ

敵なんかどこにいるの?

さあね。でも、見分け方はわかっているから、もしいたら簡単に見つけられるよ。

どうやって見分けるのか教えてくれる?

簡単さ。合言葉を言って、正しい答えを返してくれたら味方で、そうじゃなかったら敵なんだよ。

そんなことだろうと思ったわ。

誰でも理解できるまっとうな理屈だよね。

あなた、知り合い全員に今のと同じ話をしているの?

まさか、みんなに言ったら意味ないじゃないか。この話をしたのは味方にだけだよ。

頭がぐるぐるするww

ミステリーを読んでいるのに、不思議の国の住人には少し和やかな気分になる。和やかな気分になるのに、事件は着々と起こり続ける。

すっかり騙されました…。

 

そうそう、一つだけ言いたいことがあります。

兎という種族は決して時間にルーズな生き物ではありません。寧ろ、人間がびっくりするくらい、体内時計が正確な生き物なんですよww

コレは本当。現実のお話です。(´・ω・`)

<不思議の国>に騙されないで!

是非とも注意深く、読んでいただきたい。

騙されない人、いるのかな??

ワタシはこの小説を読んで以来すっかり小林泰三さんに魅了され、著書を買い漁っております。

 

 

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アリス殺しの続編についてはこちら>>小林泰三さんの【クララ殺し】を読む前に - 金属アレルギーなOLの業務外報告