金属アレルギーなOLの業務外報告

全てのストレスを受け流し、気ままにゆるく生きる意識低めなOLの雑記。

女の職場で異動が多い人は身の振り方を考えた方がいい


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※この記事は2018.5.24に加筆・修正をしています※

つい先日の出来事である。

仕事終わり、更衣室での3人の会話。

 

登場人物

私=Mさん

先輩=Dさん

お局様=Aさん

 

職場のお局様問題・その2

ちなみにその1はこちら>>職場の【お局様】問題 - 金属アレルギーなOLの業務外報告

 

その日はとても微妙な天気の日であった。

有り体に言うと、少量の雨が降ったり止んだり、降ったり止んだり、降ったり止んだり…

なんともスッキリしない空模様。

更衣室で着替えを済ませ、私はおもむろに呟いた。

「あ、そう言えば雨降ってましたよねー。傘持って行こうかな」

ロッカーに入れていた置き傘に手を伸ばす。

「あれ、雨降ってたっけ?」

先輩も慌てて傘を取ろうとした。

 

そんなやりとりに口を挟んだのが我が部署のお局様だ。

「さっき私がシャッター閉めに行った時降ってなかったよ〜」

いつもの笑顔である。

「あっ、ホントですか!?じゃー傘はいっか」

「持ってると邪魔だしねぇ」

私と先輩は傘を元の場所へ手放した。

いつも通りの何気ない会話である。

 

ビルを下って従業員用の裏口から外に出た。

挨拶を交わして帰路につく。

お局様はあっちの道、私とDさんはこっちの道。

 

・・・・・・。

 

私とDさんは数秒間、無言で歩いた。

そして先に切り出したのはDさんだった。

 

「…ねぇっ!!」

 

 

「…降ってますよね??」

 

 

「降ってるよねぇ!?」

 

「冷たいっす…」

 

「寒いんだけど!!」

 

 

 

 

ワタシたちは綺麗にハモった。

 

 

雨、降ってますけど!!

 

 

「なんなの!?あの人なんなの!?」

 

「知らないっす!!マジあいつなんなんですか!?!?」

 

「うちらが風邪引いたらAさんのせいだから!マジ寒いし!!」

 

相変わらず、不意打ちで手榴弾投げてくるような女である。全くもって油断ならない。

仕事も含めて万事がこの調子である。いい加減にしろクソババア。

天然か計算か?

否、ここまでくるとどちらでも構わない。どちらにしろ許し難い。

 

何が許し難いって?

暫く歩いて橋の向こうに見えたAさんは、ちゃっかり自分だけ傘をさしていたのである。

 

喧嘩売ってんのか??

女の世界で上手くやるにはコツがいる

私は人生のほとんどを女の世界で生きてきた。

始まりは3歳の時である。

3歳から、クラシックバレエを習い始めた。31年の人生を振り返っても、あれが1番狂気の沙汰だ。子供だからって馬鹿にできない。オンナは生まれた時からオンナなのである。子供はより陰湿で、残酷だ。

10年その世界に身を置いて、1人舞台で踊るチャンスを勝ち取った。

高校は共学だったけど、男子なんてクラスに5人くらいしか居なかった。

専門学校は完全な女子校。

就職した先は医療機関で、それはつまり女の職場。

どこに転職しても、9割以上の職員が女で構成されている。

女に塗れて生きてきた。

だからこそわかるんだけど、女の世界で上手くやるにはコツがある。

そのコツを掴めない女は弾かれる。逆にそのコツさえ掴んでいれば、どのコミュニティに移ってもほぼ確実に上手くいく。

お局様、密かに異動申請中

時々書いているけど、うちの部署は基本的に仲が良い。ベタベタしているワケじゃなくて、仕事仲間としての調和が上手くとれている。結構快適な部署なのである。

ここ最近、その調和を乱しまくっているのがお局様である。

さて、女の職場であるあるな現象。

 

特定の人の異動が頻繁に繰り返される。

 

会社というのは人事異動がある。これは当たり前のことである。会社にも色々な事情がある。

しかし、その異動は本当に会社の都合か?

不必要に頻繁な異動、身に覚えのある女性もいるんじゃないだろうか?

1年くらいでコロコロ部署が変わったりしてないか?理由が曖昧なまま異動させられたりしていないか?

一度じっくり考えたほうが良い。

現在うちの部署は、お局様に内緒で人事部に掛け合い中である。

Aさんをうちの部署から外して!

これは、うちの部署内満場一致の声である(Aさん本人を除く)。

こうやって女の職場では、特定の人だけが頻繁に異動を繰り返すようになる。

女の世界で上手くやるコツを掴めない女は、結局部署を異動したって同じことを繰り返す。時間が経てばまたその部署を追い出され、たらい回しにされた挙句に最終的には引き取り手もなくなり、結局退職に追い込まれる。

女の職場は事情が違う

男性の方が数の多い一般企業に勤める人から見ると、さぞおかしな光景だろうと思う。

そんな個人の事情(感情)みたいな理由で、会社の人事異動が本当に行われるのか。

答えはYESだ。

女の職場は特殊なのである。

 

女はコミュニティを大切にする。これは半ば本能と言っても過言ではない。

自分が属するコミュニティの規律と平穏を守ること、これが生物としての仕事なのだ(ホントかよ)。

規律を乱すことは許されない。みんなの安息を奪う行為は、制裁に値するのである。

女は自分の属するコミュニティの平穏を維持する事に全力を注ぐので、時に業務を投げ出したりする。つまり、仕事にならないのである。個人プレーよりチームプレーが重んじられる職種の場合、これは致命傷になる。会社の利益が下がるのである。

そして安息のコミュニティを取り戻せないことを悟った日には、アッサリ解散したりする。集団退職である。会社にとっては大打撃。

私たちは専門職なので、転職自体は案外簡単にできる。勿論、今よりいい会社に出会えるかどうかは賭けでしかないのだけれど。

そんなわけで女だらけの会社というのは、現場のコミュニティを無下には出来ない。これは今のうちの会社に限ったことではなくて、どこで働いてもそうだった。

どの会社にも一定数、必ずたらい回しにされている女がいるものだ。

私たちは現在、お局様を追い出す計画を水面下で遂行中である。

女の職場で他の社員より多く異動命令を受けている人は、異動理由が本当に会社都合なのかよく考えたほうが良い。自分の身の振り方一つで、事態が変わることもあるかも知れない。

お局様含め他者を異動に追い込む時の注意事項

世の中には因果応報という言葉がある。他者へ牙を向ける場合、いつかそれが自分に返ってくる可能性があることを忘れてはならない。

極力そうならない為には、まず自分の土台をしっかりと築くことである。他者にどうこう言う前に、まずは自分の身の振り方が重要だ。何よりそのコミュニティが、企業内であることを忘れてはならない。なにはともあれ、自分の仕事はきっちりやること。話はそれからだ。

ちなみに私は、現在の部署に居座ること早5年。幸いなことに、入社以来1度も異動命令が出ていない(そろそろ危ないね)。

なんだかんだ言って、私は女の職場が好きだったりする。慣れれば快適。

 

本日、ワタクシからは以上でございます。 完

 

 

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