金属アレルギーなOLの業務外報告

金属アレルギーもちのしがないOL。ピアスが好き。休日はちまちま樹脂ピアスを組み立てたり、読書したりアニメ見たり。とにかくインドアな趣味しかないOLの雑記。

塔に幽閉された美少女と仮面の主(あるじ)【水車館の殺人】著者:綾辻行人


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綾辻行人さんの館シリーズ第二弾、ついに読みました。大事に積ん読してたんだけどね。

相変わらずミステリーの王道を突っ走るいいとこ取りな内容で、前のめりになってあっという間に読みました。

一体どんな形でシリーズとして繋がるのか。ずっと疑問に思っていた部分も解決し、やっとスッキリ出来ました。今後も気長に集めて読み進めていこうと思います。

【水車館の殺人】著者:綾辻行人

【水車館の殺人】著者:綾辻行人

古城を思わせる異形の建物「水車館」の主人は、過去の事故で顔面を傷つけ、常に仮面をかぶる。そして妻は幽閉同然の美少女。ここにうさんくさい客たちが集まってきた時点から、惨劇の幕が開く!

密室から男が消失したことと、一年前の奇怪な殺人とは、同関連するか?

脅威の仕掛けをひそませた野心作。

例えば名探偵を主軸においた物語というのは、その周りで事件が頻発したりする。そしてその事件の一つ一つにスポットライトを当て、シリーズを連ねたりする。

しかし、以前にワタシが館シリーズの一作目を読んだ感じでは、事件を頻回に呼び込みそうな名探偵は見当たらなかった。

事件は解決してしまったし、メインとなっていた登場人物たちは粗方死んでしまったw

だからこのシリーズが、一体どんな形で連なっていくのかが1つの疑問としてワタシの中に残った。それとも毎回不可思議な館で事件がおこるという共通点だけで、ストーリー的には連動しないただの連作なのではないか?とも考えた。

しかし物語は、意外な形で繋がっていた。その繋がりを見つけた時に、読みながら1人で嬉しくなった。不意打ちだったので少しドキドキもした。

通勤電車で読書をする時に、顔を隠す方法はないのだろうか…。1人で百面相している気がして少々恥ずかしい…。

王道ミステリーの定番だけどおもしろ要素

水車館の見取り図

まずはこの見取り図。

前作の十角館の殺人の時もそうだったけど、館の見取り図ついてるのが凄くいい。テンション上がる。

読みながら何度もこのページ見ちゃう。イメージが膨らみすぎて気付くと前のめりになってる。

そして仮面の主(あるじ)と塔に幽閉された美少女。

1年に1度だけ訪れてくるワケありの客人たちと、焼却炉で焼かれて指だけが残った死体。

ミステリーをミステリーたらしめる定番で外さないおもしろ要素がぎゅっと詰まっています。

雰囲気のあるいかにもなミステリーにどっぷりと浸かりたい人は、とりあえずこのシリーズを読んでみるべきですね。

ミステリー小説のおすすめで、誰もがこの作品を挙げる理由がよくわかりました。

あとがきを読んで更に納得

あとがき(又は解説)を先に読む癖(へき)のある人が一定数存在するようですが、ワタシとしてはこれはやめた方がいいと思います。

そこにはどんな爆弾が仕込まれているかわからず、物語の面白さを驚くほど奪ってしまう可能性があるからです。

しかし今回は、作者のあとがきから1つだけ。

やはり今回の【館シリーズ】、一作目の十角館の殺人を書いた時点ではシリーズになる予定では無かったようです。

やっぱりね。そうですよね。

全然続きそうな雰囲気無かったもんねww

でもだからこそ、読者からすると思わぬ所で続きが出てきて嬉しくなるものですが。

既に次の【迷路館の殺人】も購入済みなので、またいずれ時間を見つけて読み進めたいと思います。

そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。

お疲れ様でした!

 

 

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