※この記事は2018.7.29に加筆・修正をしています※
ホリエモンの本を初めて読んだ時のお話。
男女問わず、アラサーと言われる年代の人たちにおすすめの一冊です。自分の年齢の重ね方について、見つめ直すとてもいいキッカケになる本だと思います。
ホリエモンの本が売れる理由、なんかわかった気がする…。
堀江貴文さん、通称ホリエモンの本を初めて読んだ
現在(2016.8月末日まで)のオススメ購入方法はKindleです。月替りセールの対象商品なので。 1296円に対してなんと79%OFF。278円で購入できます。
キンドルの月替りセールで安く売っているのを見つけて、堀江貴文さんの本を試しに買ってみました。読んでみたらとても面白く、買って大正解。この一冊をキッカケに堀江さんの本が好きになり、それ以降は紙の本を買い集めています。お気に入りは紙の本で保管したい主義なので、堀江さんの本を電子書籍で買ったのはこの一冊のみです。
【君がオヤジになる前に】 著者:堀江貴文
自分が38歳になるなんて想像したこともなかった。いや、想像しないようにしていたというのが正確な表現か。世間的に38歳というのは、いわゆる「オヤジ」まっただなかの年齢だ。この本は、そんな世代をこれから迎える人たちへ向けたものである。初めに断っておくが、僕が本書で定義する「オヤジ」とは、年齢的なものではない。あらゆること――家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまで――を、よりよき方向へ改善しようとすることを放棄してしまったものたちへの表現だ(前書きより)。迷える「君」に贈るこの時代の知恵とルール。
この本は、38歳の堀江さん(執筆当時)が、自分よりも若い年代へ。
堀江さんの経験を語り、意見や考えを伝える形式をとっている。
【君がオヤジになる前に】もくじ
25歳の君へ
- 起業という選択
- 本当の働き盛り
- 趣味と仕事の境界
28歳の君へ
- 結婚と保険と
- 「待つ」という言い訳
- マイナス感情の克服
32歳の君へ
- クリエイティビティとは
- 人脈とスキル
- 情報を得ることの意味
35歳の君へ
- 利益を生む経営
- 友人と包容力
38歳の僕へ
- 充実した人生の定義
対談「これから」を生きる君へ
- 福本伸行×堀江貴文
あとがきに代えて
この鋭さが『ホリエモン節』か…
堀江さんの文章を初めて読んだのだけど、読んで良かった。
出だしから切れ味鋭い。
【25歳の君へ】
結婚も転職も、
一発逆転の儀式
なんかにはならない。
38歳と、25歳の、間にいる私。なんかわかる。凄くわかるよ。
ただ漠然と、人生を変えるようなキッカケになるんじゃないかという期待。そして、そうではないと気付いた自分。 どちらもわかる…。
これが【共感】というやつですか。
彼の文章はわかりやすく小気味良い。疾走感があるとも言えます。
結構なハイペースで読めてしまうのですね。
著書でも語られている通り、堀江さんは【時間対効果】を非常に重視しています。文章にもそれが現れているし、読み手に対てもそこを尊重するよう意識しているご様子。何が凄いって、とにかく徹底しているところです。
彼の主義主張が果たして一般的かどうか、万人に受け入れられるかどうかは割愛します。そもそも大衆と同じ価値観では、一般的・平均的な結果しか出ないのでしょうから、そこを語るのは愚かというものでしょう。
一つ言えるのは、彼の主義主張はとても明確であるということ。そして、なぜそう思うのか。どうしてそう主張するのか。自身の経験を踏まえて理由や根拠がきちんと述べられています。
彼の頭の中はさぞ理路整然としているのだろうなぁ…、なんて。きちんと組立てられたわかり易い文章は、そんなどうでいいことまで私に連想させるのでした。
【カイジ】の福本伸行さんと対談!
この本のもう一つの魅力は、巻末に収録されている漫画家:福本伸行氏との対談です。私の大好きな【カイジ】の作者さんです。【君がオヤジになる前に】の表紙も彼が描いています。
日本に生まれたことが、サイコロの出目では【6】
まさにコレ。私は一人でうんうんと納得してしまった。
著書の出版から8年が経過しています。
堀江さんは【包容力のある経営者】について、何か新たな見地を導いたのでしょうか。
彼の本を他にも読んでみたくなりました。
それから福本さんの【銀と金】も。次本屋へ言ったら探してみようと思います。
アナタもお気に入りの一冊がお得な価格で入手できるかも?
Kindle専用端末がなくてもKindle無料アプリを入れてると読めます。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
お疲れ様でした!