金属アレルギーのOLが樹脂でピアスを作る日々。

金属アレルギーもちのしがないOL。ピアスが好き。休日はちまちま樹脂ピアスを組み立てたり、読書したりアニメ見たり。とにかくインドアな趣味しかないOLの雑記。

ジェネリック医薬品とはなんだろうね?


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ジェネリック医薬品て知ってる??

ワタシ自身もそこまで詳しくはないんだけど。

ワタシ以上に知らない人も多そうなので、知ってる範囲で書いておく。

 

目次

今回は長くて見にくくなりそうなので目次挿入。

気になるとこがあればソコだけ読んでって。

 

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?

簡単に言ってしまえば、特許の切れた薬を開発したのとは別の製薬会社同じ有効成分で真似して作ったお薬のことです。有効成分は元のお薬と同じものが同じ量入っており、効能効果も元のお薬と同等であると国が認可して販売に至っています。

 

最近はテレビでもよくCMが流れているので聞いたことがある人も多いはず。
東和のジェネリックジェネリックの沢井製薬など。お馴染みのフレーズになってきました。先日は日医工のCMも流れていたなぁ。時代は変わるもんですね。

 

因みに薬を開発した製薬会社が作った元のお薬を先発医薬品と呼びます。


ジェネリックは、昔はゾロなんて呼び方もありました。特許が切れた途端にゾロゾロと販売されるからゾロ。年配の先生は今でもゾロって言い方しますけど、基本的にはイマドキ使わない呼び名です。

 

ジェネリックは安い?

基本的には先発医薬品よりもジェネリックの方が値段が安く設定されています。

保険適用される薬というのは全て値段が国によって定められています。コレを薬価といいます。殆どの場合はジェネリックの方が薬価が安く設定されているのです(稀に薬価が同じ場合もある)。

 

知っている人も多いであろうロキソニン錠という薬を例に使います(市販のロキソニンSではありません)。

ロキソニンの薬価は15.9円です。これは2016年現在の1錠あたりの値段です。日本国内ならどこの病院で貰っても薬局で貰っても、かならず1錠15.9円で処方されます。法律でそう決まっているのです(繰り返しますがドラッグストアで売ってるロキソニンSは別です)。

対してロキソニンのジェネリックはどうでしょう??ロキソニンのジェネリックは色んな製薬会社が作っていて沢山あります。何しろ特許が切れていて、どこの会社でも真似できますから。まさにゾロゾロ…ですね。しかしどの会社のジェネリックの薬価を調べても、だいたい薬価は1錠あたり5円~10円くらいの範囲で定められています。先発品(ロキソニン)の薬価15.9円を考えると…お安いですね?

 どのお薬にもロキソプロフェンナトリウムという有効成分が60mg入っています。

安さの理由。

工場で作られる大量のロキソニン。ロキソニンに限らずですが、実際に工場で錠剤を作るコストは1錠あたりわずか数円以内と言われています。ところがお薬って、1錠あたり数万円の薬価がついているものもあるんです。
ボッタクリ!?
いやいや、違います。
お薬というのは開発するまでに膨大な費用がかかっています。長年の研究。長年の実験。人間が試したりもします。治験と呼ばれますが。薬として国に承認されるまで、リスクと隣り合わせで様々な試行錯誤が繰り返されます。それに要した膨大な費用を、認可されて販売が始まってから、少しずつ回収していくのです。
【このお薬は胃が荒れるという副作用が出る場合があります。】
ロキソニンが初めて処方されるようになった時、既にこのデータがありました。初めて販売されたのに何故そんなことがわかるのか?それは販売に至る以前、治験でこの薬を飲んだ人たちがいたからです。このデータを得るためにどれ程のコストがかかるのか…。薬価にはそう言った情報料なども含められているのです。癌の薬や肝炎の薬などが桁違いに高いのはこの辺も関係しています。
一方、後発医薬品は?既に安全性が確立されており、データも豊富に揃っているお薬を真似して作っただけなので。工場を動かすコストだけを回収できればいいわけです。だから値段が少しお安いんですね。

 

ジェネリックは名前が違う。

【安いならジェネリックでいいよ。】と言った患者さんが、ジェネリックを処方されてビックリする場合があります。

【え!?ロキソニンじゃないの!?】

ロキソニンのジェネリックの名前は、ロキソニンではありません。
【ロキソニン錠60mg=ロキソニン(60)】というのは、ロキソニンを販売している第一三共の商品名です。つまり第一三共が販売しているものだけをロキソニンと呼ぶので、ジェネリックは別の会社が販売するからその名前は使えません。

 現在ジェネリックの商品名は、有効成分名+メーカー名というのが主流です。

 

ロキソプロフェンNa錠60mg「サワイ」とか(沢井製薬の商品)。

ロキソプロフェンNa錠60mg「トーワ」とか(東和薬品の商品)。

 

これらは全てロキソニンのジェネリックです。ロキソニンと同じ有効成分同じ量入っています。

 

ジェネリックは添加物が違う。

有効成分が同じだからって、ジェネリックがクローンのように全く同じなわけではありません。大抵の場合は添加物に違いがあります。

お薬というのは、有効成分が剥き出しで固まっているわけではありません。例えば錠剤。あの粒の形は、添加物で固めたものです。有効成分を安定させて体内に運ぶ。その為に必要なコーティングがされていると思ってください。

治療に必要なのは有効成分です。だからジェネリックは、勿論そこを全く同じにしていますが。その有効成分をコーティングしている添加物は、製薬会社によって異なるのです。

これが、ジェネリックが【効かないのでは?】と言われる所以です。

ではなぜ添加物が効果に影響するのか。

薬というのは体内で溶けて吸収され、代謝されていきます。その過程で効果を発揮するのです。つまりその過程が効果の鍵を握っている場合があります(薬によりますが)。

その薬が胃で溶けるのか、腸で溶けるのか。どれくらいのスピードで溶けるのか。そして代謝されるのか。

先発医薬品というのはそれらも込みで効果が見込まれているお薬です。だから添加物も、効果に対して重要な鍵になる……、可能性もありますよね??

 

ジェネリックの効果は元の薬と本当に同じなのか?

それを確かめる術はありません。薬の効果は数値で表せないからです。人体は複雑です。同じ人でも時間によって、日によって。様々な条件で変化し続けています。頭痛がしたから薬を飲む。しかし頭痛の原因だってその時によって違うし、痛みの強さも様々です。薬の効果がどれほど現れたのか。または現れていないのか。正確な数値を出して比較するのは現代では不可能だと思われます。

薬は全く効果がなかったけど、たまたま薬を飲んだタイミングで頭痛が引いただけかも知れませんしね。(*^^*)

だから、大体同じように効いていると言うしかありません。


上の写真は左が先発医薬品。ムコスタ(100)という胃薬です。右はジェネリック。レバミピド(100)「JG」と言います。どちらもレバミピドという有効成分が100mg入っています。右のジェネリックを作っているのは日本ジェネリック(=ジャパンジェネリック=JG)さん。多くの場合、元の薬を飲んでいた患者さんに抵抗がないように、似たようなパッケージで作られています。

 

患者さんたちのジェネリック事情。

昔はゾロ(ジェネリック)というと、あまりいいイメージがありませんでした。しかし最近は少々事情が変わってきています。ジェネリックなんてオサレに横文字で呼ばれたりしているし。何より国が保険料を削減するために、ジェネリックを積極的に推奨しています。爽やかにテレビでCMまで流れちゃってるし。

ワタシが眺めた感じだと、最近は先発品派と後発品派は拮抗している感じですね。

希望者は半々です(若干ジェネリック派が多いような気もする)。

時々週刊誌などで、ジェネリックについて酷評する記事が載っています。

事実もあるけど、根拠の無いことを大袈裟に書いたり、嘘が羅列してある部分も結構多い。 年配の患者さんなんかは未だに週刊誌の情報が結構信用度高いみたいで、その記事を読んでジェネリックを嫌いになる人も結構います。

ワタシ個人としてはどっちでも好きな方飲めば?って思うけど。【気持ちの問題】って結構大事だし。【ジェネリックだから効かないかも?】なんて思いながら飲んでると効くもんも効かなくなるよ。プラセボ効果って言葉があるくらいだしね。

プラセボ効果っていうのは、簡単にいうと思い込みで効果を得ること。病棟の患者さんに【よく眠れる薬ですよー。】ってただのビタミン剤飲ませるとグッスリ眠っちゃうってやつ。睡眠薬だと思い込んで寝れちゃうらしい。

 

オーソライズドジェネリック。

これはここ数年で急に聞くようになった単語。

さっき書いたジェネリックの定義。

 

①同じ有効成分が同じ量入ってる

②薬を固める添加物は作った製薬会社によって違う

 

この②が違う。オーソライズドジェネリックっていうのは、有効成分だけじゃなくて添加物も全く同じように作っているジェネリック医薬品のこと。最近増えてる。

これはパッケージと商品名(刻印も)を変えてるだけで、中身は全く同じものなので効果も間違いなく全く同じ。そして薬価も安い。

多くの場合は先発メーカーが、後発メーカーに売上が流れるのを危惧して自分たちでジェネリックも作っちゃってる感じ。表向きはわかりにくいようにもっと複雑になってるケド。

 

結論。

ジェネリックは(多くの場合)値段が安い。

有効成分は元の薬と同じ。量も同じだけ入ってる。

ただし添加物は(多くの場合)違う。

効果は同じと国が認可している。

しかし添加物が違うと全く同じかどうかは証明できない。

でも最近は添加物まで全く同じジェネリックもある(全ての薬にあるわけではない)。

 

そんな感じかなぁ…??

嫌な人は無理にジェネリックを飲まなくてもいいんだし、気になる人は医師や薬剤師に相談して試してみればいい。効果に満足できれば安いしラッキーって事で。飲んでみて嫌ならそう言えば、次回の処方からまた元の薬にしてもらえるからね(一度処方された薬は返品できない場合が殆どなので、お試しの時は処方日数に気をつけよう!少なめに!!)。

 

また何かあれば加筆修正します。

そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。

 

 

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