金属アレルギーなOLの業務外報告

全てのストレスを受け流し、気ままにゆるく生きる意識低めなOLの雑記。

親との折り合い。 -親の思惑通りに子供が受け取るとは限らない-


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今日はなんだかいつもより寒くて。雨も降っていたし。着る服に困ってしまうな。暑かったり寒かったり、半袖でいいのか厚手の長袖が必要なのか。体調を崩す人が増えそうですね。ワタシは崩さないけど。(´°ω°)チーン

たまには風邪を引きたい金属アレルギーなOLです。

こんばんは。

明日は土曜日なのに仕事がお休み。珍しい。まぁ、自分で取ったんだけどね、休暇。理由は最後に書きまする。

 

私の幼馴染み。

GWに実家へ帰った時。

地元っていうのは同級生やら幼馴染みやらのしょーもない噂話が沢山転がり込んでくる。ワタシは普段地元に居ないのであるが、ワタシの親はずっと地元にいるわけで。(当たり前)どうにもこうにも母親が色んな噂話を持ち帰ってくる。

ワタシには同じ年の幼馴染み(♂)が二人居て、2歳の時から家がお隣&お向いだった。子どもたちは自立して地元にはもう居ない為あまり会う機会がないのだが、親同士は今でも非常に仲良しである。

そんな幼馴染みのうちの一人が、最近借金騒動を起こした。彼は既婚である。(てゆーか独身ワタシだけ…(´°ω°)チーン)そして子供もいる。夫婦関係は少々特殊だ。結婚早々別居みたいな感じになっているらしい。奥さんは実家(県外)に帰ってばかりで殆ど居ないんだとか。

まぁいい。人んちの夫婦関係なんて。どうでもいいんだけれども、問題は借金の方。

幼馴染みクンの稼ぎはソコソコいいハズなんだけど、どうやら嫁さんが給料を握っててそのまま実家に帰ってしまうもんだから、自由になるお金がない。そんなこんなで幼馴染みクンは短絡的に借金へ走った模様。隠していても結局は発覚してしまい、嫁さんガチギレ。大騒動になった挙句、借金は幼馴染みクンの両親が支払ってひとまず事態は収束したようです。

この幼馴染みクン、よく考えたら昔からお金には少々だらしなかった。結婚する前。20代前半の頃からそれなりの稼ぎがあったにもかかわらず、度々親御さんからお金を借りたりしていたのだ。用途不明。(多分ギャンブル)

ワタシは中学生(15歳)までの彼しか知らないからわかんないんだけど、そんな子だったっけ???と、未だに疑問である。否、そんな子ではなかった。彼の人生に一体何があったんだろうね…??(´°ω°)チーン

 

十数年前。

ワタシは現在、両親に会う度にお小遣いを貰っている。しがないOLのワタシなんかよりうちの両親の方が余程お金持ちなのは明白なので、貰えるものは遠慮なく貰うことにしている。ただ一つ勘違いしないでいただきたいのは、ワタシは一度も両親に金銭を要求したことはない。お金がないとか生活に困ってるとか、そんな類のことを伝えたことだって一度もない。そもそもワタシは両親に助けを求める習慣がない。親からお小遣いを貰うという習慣もない。子供の頃からそうやって育てられてきたからだ。

ここ数年、会う度に両親から差し出される諭吉を眺めながら思うのだ。どうしてこのお金を、ワタシが学生だった時にくれなかったのだろうかと。この諭吉が必要なのは今のワタシじゃない。高校生の頃のワタシにコレがあれば、どれだけマシな高校生活が送れたことか…。両親に会う度に嫌でも思い出させられる。子供時代に欲しい物を与えてもらえなかったフラストレーションは、10年以上たった今でも風化する気配がない。 

高校生の頃、1ヶ月のお小遣いは5千円だった。例外はない。1ヶ月、たったの5千円。うちの高校はアルバイトOKの学校だった。周りの子たちは大抵バイトしていた。月に3~4万円の収入がある。対してワタシは親から渡される5千円のみ。アルバイトは学校以前に両親から禁止されていた。なぜダメなのかと聞いても、まともな理由を答えてくれたことすらない。ただ【ダメだ。】の一点張り。理由はない。とにかくダメなのだ。

5千円でどれだけのことが出来るだろう?友人との交際費だってかかるのに。欲しい物だってある。だけど、洋服を1枚買えば終わってしまうような金額(ファストファッションなんてなかった時代)。友達と出かければ電車賃がかかる。食事代。カラオケ代。プリクラ代。買い物代。5千円なんてあっという間に消えてしまう。お金をくれとは言わない。せめてアルバイトさせて欲しかった。

唯一祖母がくれるお小遣いが当時のワタシの生活を支えていた。とても貴重な収入源だった。祖母がいなかったら、ワタシは万引きでもしていたかもしれない。

付き合っていた彼氏は社会人だった。多分、当時のワタシにとっては都合が良かったからだ。デート代は全部彼が出してくれるし、洋服なんかを買ってもらえる時もある。ワタシは両親以外から収入を得ることに必死だった。

高校2年生の秋口、修学旅行が控えていた。とても楽しみにしていた沖縄旅行。女子高生が旅行に行くんだから、色々と必要な物がある。欲しい物がある。友達と旅行の準備で買い物に行くのも楽しみの一つだ。しかしお金が無い。バイトも出来ない。門限は18時。夜遅くに帰ることは出来ない。

ワタシは友人宅に泊まると嘘を付いた。17歳にして、ドレスを着てお酌する術を学んだ。それが、初めてワタシが自分で稼いだお金だった。

両親に諭吉を渡される度に思うのだ。コレは、女子高生時代のワタシが喉から手が出るほど欲しかったもの。あの頃のワタシに、この半分でいいから渡してあげて欲しかった。せめて何かイベントが有る時くらい、余分なお小遣いが欲しかった。

 

現在。

幼馴染みクンの借金問題について話している時、徐ろに母が言い出したのだ。

お金の管理とかはね、親がきちんと学ばせないといけないの。欲しいと言われたからって渡してばっかりじゃ、子供はそれが当たり前だと思うでしょう?うちだって、あんたに今お小遣いをあげるのはね、あんたがきちんとお金の管理が出来るとわかっているからあげるのよ。どうせあんたのことだから、渡したお金は貯金でもしてるんでしょ。

十数年前の両親が、本当にそんな事を考えていたのかどうかはわからない。少なくともワタシには、そんな想いはカケラも伝わってこなかった。聞く耳持たず。両親にピッタリの言葉はコレだった。そんな教育理論は後付にしか聞こえない。

ワタシが学んだことは、両親には何を言っても無駄だということ。ワタシの言うことを聞いてくれない。ワタシのことを見てくれない。ワタシのことを考えてくれない。助けを求めても決して助けてくれない。納得する理由も話してくれず、抑えつけることしか考えていない。別にお金に関することだけじゃない。生活全てが、万事この調子だったのだ。

高校3年生になってから、ワタシは勝手にアルバイトの面接を受けてバイト先を決めた。お金は自分で稼がなければ。その後専門学校に入ってからも、ワタシは睡眠を削って働き続けた。遊ぶお金も必要だったし、それと平行して貯金するのに必死だった。

とにかくお金を貯めて、ハタチで就職し、ワタシは貯め込んでいた貯金をはたいて勝手に家を出た。【家を出たい。】そう言えば、また【ダメだ。】と言われるのはわかりきっていた。理由も話さず、ただ【ダメ】の一点張り。そんな両親に、まともに自分の意見をぶつける気力は残っていなかった。聞くだけ無駄なのだ。ワタシは勝手に出て行く。親の意見など必要ない。

 うちの両親は一体どんな子育てを目指していたのだろう。いや、そもそもヴィジョンなんて、始めからなかったのかも知れない。今更もっともらしい事を言ってみたって、残念ながらワタシの心には全く響きそうにない。

 

明日の土曜日に、一体なぜ珍しく休暇をとったのかというと、それは家族旅行に行くためだ。

なんで今更…??( ̄∀ ̄;)

子供の頃、旅行にも行きたかったなぁ…。と、しみじみ思う。小学生の頃は本当に行きたかった。だけど、春休みも、夏休みも、冬休みも。ワタシは家族旅行に連れて行ってもらった記憶が無い。行きたいと言っても、とり合ってもらえなかった。夏休みに絵日記の宿題を出されても、書くことが本当になかった。日帰りで出掛けることさえないのだから。

なんで今更両親と旅行なんてせねばならんのだ…。あんなに行きたいと必死に訴えた時は一度も連れて行ってはくれなかったのに。今のワタシは、友達とでも彼氏とでも自由に旅行くらい行けるのだが。(´・ω・`)

 

結論。

うちの両親の、子育ては完全に失敗である。

別に不仲ではない。ワタシは大人になったので、両親に優しく接することが出来るようになった。感謝もある。大人になってから、助けてもらったこともある。

だがしかし。

ワタシは家庭など持ちたくはない。残念ながら子供などは生みたくないのだ。親のエゴで勝手に生み落とされた子供は不幸である。恐ろしい。ワタシは自分の子供が【生まれて来たくなかった】と感じた時に、責任をもてる気がしないのだ。それは土下座なんかしたくらいじゃ許されないし解決できない。殺せばいいのか?この手で我が子を葬ればいいのだろうか。そんな事はきっと出来ない。例え相手がそれを臨んだとしても。

 

なんだか思いの外重苦しい話になってきてしまったので終わりにするが、決してワタシが今現在不幸だとか死にたいとか思っているわけではない。毎日それなりに面白おかしく愉しく過ごしている。幸せか不幸か二択を迫られれば幸せだと答えることができる。

ただ、これまでがずっと幸せなだけではなかったという話だ。ただのワガママかもしれないけど。

とりあえず、明日の旅行は楽しまなくては!せっかく仕事休んだし!!

 

そんなワケで、本日ワタクシからは以上でございます。

おやすみなさい☆|)彡サッ

 

 

 

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