※この記事は2017.8.17に加筆・修正をしています※
ついに発売。進撃の巨人21巻。
意外と長い…。もう折り返し地点は過ぎてるよね??
伏線の回収が始まってきている感が凄い。
ガッツリネタバレするので未読の人は読まないで。
前巻については下記記事参照。
進撃の巨人21巻読破
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あらすじ
第83話 大鉈
アルミンは逃げない。
そのことを誰よりも知っていたのは、エレンだった…。
ベルトルトを捕獲したエレンの前に、獣の巨人だった男が現れる。
『俺はお前の理解者だ』
戸惑うエレン。
獣の巨人を追い、鬼気迫るリヴァイが辿り着くと
『エレン、いつかお前を救い出してやるからな』
そう言い残して獣の巨人だった男は去って行った。
そしてアルミンは、僅かに息を吹き返す。
一方、ミカサ・ハンジ班も無事ライナーを捕獲。
とどめを刺そうとしたその時、ジャンはハンジを引き止めた。
『その力、奪えるかもしれないのに』
巨人化できる注射が1本だけある。
注射だけでは知性が備わらず不完全だが、注射で巨人化した後に【巨人化出来る人間】を食らうこと。そうすることで一旦は人間に戻り、エレンのように【巨人の力】を操る人となる。それは瀕死に至った人間を蘇らせることにもなる。
つまり、注射を打たれるのは重傷者が優先される。
その貴重なたった1本の注射は、リヴァイ兵長に使用権が委ねられている。
ハンジは手を止め、ミカサをエレンの所に向かわせる。
注射が必要な重傷者はいるのだろうか…。
そして再び巨人の襲撃。
ジャンはギリギリでハンジを庇うも、瀕死のライナーを奪われてしまった。
エレンの元に辿り着いたミカサは、焼け焦げたアルミンの姿に愕然とする。
エレンは叫ぶ。
『早く注射をください!!』
しかし注射を差し出しかけたリヴァイの前に現れたのは、瀕死のエルヴィンを背負っフロックだった…。彼もまた、息絶え絶えである。
『エルヴィン団長が重症です。腹がエグれて…血が止まりません…
例の注射が役に立てばと思ったのんですが、どうでしょうか??』
瀕死のアルミンと、瀕死のエルヴィン団長。
リヴァイはエルヴィンの命を選んだ。
第84話 白夜
エレンとミカサは引き下がらない。
注射がなければアルミンは死ぬ。
『お前ら…自分が何をやっているのか…わかっているのか?
エルヴィンを、調査兵団団長を。見殺しにしろと言っているんだぞ』
殴り飛ばされたエレンの代わりに、ミカサは力ずくで注射を奪おうとする。
フロックも黙ってはいない。
『お前らばっかり辛いと思うなよ。あの壁の向こう側に、生きてる兵士はもう誰もいねぇ…』
自分たち兵士の命を囮にして、リヴァイ兵長に獣の巨人を奇襲させる作戦を立てたのはエルヴィン団長だ。そしてみんな、自分の死が誇らしいと思う暇さえなく、恐怖だけを感じて死んでいった。エルヴィンの作戦通りに。
『まだ息のあるエルヴィン団長を見つけた時は…とどめを刺そうとした。
でも…それじゃ生ぬるいと思った…。
この人には まだ、地獄が必要なんじゃないかって…』
巨人を滅ぼすことができるのは悪魔だ!!
悪魔を再び蘇らせる!!
ハンジ・ジャン・コニーも合流し、状況に愕然とする。
泣き叫ぶミカサに、ハンジがつぶやいた。
『私にも…生き返らせたい人がいる。何百人も…。』
リヴァイは人払いをする。
『全員ここらから離れろ!!ここで確実にベルトルトをエルヴィンに食わせる!!』
エレンも、ミカサも。引きずられながらその場を離れた。
ベルトルトは絶叫した。
104期生に助けを求めた。
しかし誰も、手を差し伸べることはしなかった…。
『こいつを、許してやってくれないか?』
リヴァイはフロックにつぶやいた。
ベルトルトを食ったのは、注射を打たれ、巨人化したアルミンだった。
『こいつは悪魔になるしかなかった。それを望んだのは俺達だ….
だがもう…休ませてやらねぇと…』
『…もう死んだよ』ハンジが確認した。
『…そうか』
第85話 地下室
意識を取り戻したアルミンは、直近の記憶を失っていた。
しかし事の顛末を聞かされ、愕然とする。
- 調査兵団はここにいる9人で全て
- シガンシナ区の封鎖の成功
- ライナーと獣の巨人ともう一人の敵は逃亡
- ベルトルトの捕獲に成功
- 瀕死のエルヴィンと瀕死のアルミンどちらに注射を使うか揉め
- アルミンに注射を使いベルトルトを食った
エルヴィン団長を生き返らせるべきだった!自分ではなく。
アルミンはそう主張した。
エレン・ミカサ・リヴァイ・ハンジの4人はエレン宅の地下室へ向かう。
エルヴィンが焦がれた答えのある地下室へ…。
エレンが父親から受け継いだカギは、引き出しのカギだった。
二重底の下には本が3冊。
そして写真が挟まれていた。裏にはこう書かれていた。
【これは絵ではない。光の反射を紙に焼き付けたもの、写真という。
私は人類が優雅に暮らす壁の外から来た。人類は滅んでなどいない】
第86話 あの日
3冊の中から開いた1冊は日記だったのか…?
時はイェーガー先生の子供時代まで遡る。
その昔、彼の父は語った。
自分たち一族の、過去の過ちについて…。
祖先の名前はユミル・フリッツ。
大地の悪魔と契約し、巨人の力を手に入れた。
そしてエルディア帝国が築かれ、かつての大国マーレを滅ぼした。
巨人の力をもつ人達をユミルの民という。
しかし1700年後、マーレは内部工作を挑みエルディアの弱体化に成功。
「九つの巨人」のうちの七つを手駒にした。
フリッツ王は一部の国民と共にパラディ島へ逃げ込み、三重の壁を築いた。
グリシャ・イェーガー18歳。
医師になった彼は、反体制地下組織「エルディア復権派」の一員となる。
そこで出会ったのがダイナ・フリッツ。
島に流れることを拒み、大陸に残った王家の一族の末裔だった。
グリシャは彼女と結婚し、男子を授かる。名をジークと言う。王家の血を引く子…。
エレンたちが地下室で見つけた写真は、イェーガー先生の過去の家族のものだった。
フリッツ王が壁の中に持ち去った「始祖の巨人」は、他の巨人をすべて支配し、操ることができる。これこそがエルディア復活の鍵だと判明。
しかしマーレも始祖の巨人を狙っていた。
グリシャは息子ジークを「マーレの戦士」にすることを決意。
しかし、マーレに送り込まれたジークは7歳の時、マーレ政府に両親を密告。
エルディア復権派は全員【楽園】送りとなる。
パラディ島を永遠に彷徨う人喰い巨人となるべくして。
【進撃の巨人 21巻】読了後のまとめと感想
とりあえずアルミンのその後が気になって気になって気になって仕方のなかったワタシ。ページを捲り、エルヴィン団長とリヴァイ兵士長をすっかり忘れていたことに気づく…。(´°ω°)チーン
エルヴィン団長、いつか死ぬとは思ってたけど…。まさか地下室の直前とは…。無念。( ;∀;)
最後の86話はかなり謎解きに足を突っ込んでいますね。やっと伏線の回収が始まるのか…。これは絶対に1巻から読み直すべきタイミングなんだけど、ワタシ前半はコミックが実家にあるから読めないんだよななぁ…。ど、どーすれば…。(TдT)
伏線回収っぽくて気になった単語は赤文字にしておきました。
とりあえずエレン達は、パラディ島に壁を作って逃げたフリッツ王の元に居たというわけね。イェーガー先生は過去に別の奥さんがいて、しかも王家の血筋で、子供までいて…。エレンは兄貴がいたのか!
えーと…獣の巨人は…ジークってことみたいだから…、兄弟揃って巨人か。笑
獣の巨人を筆頭にライナーやベルトルト達はマーレ派?そう言えば前に「戦士がどうのこうの」ってシーンがあったな。「マーレの戦士」って意味だったのかな?
「ユミルの民」もかなり前に出てきてたし…。やっぱり1巻から読み直したい!!
はぁ…。まだ色々モヤッとするけど次の22巻は2017年4月7日(金)の発売だそうです。遠いなぁ。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
オヤスミナサイ☆|)彡サッ
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