水野さんの本はやっぱりいいな~。(●´ω`●)
そんなワケで読みました。【雨の日も、晴れ男】。
勿論Kindleオーナーライブラリーで。
【雨の日も、晴れ男】著者:水野敬也
二人の幼い神のいたずらで不幸な出来事が次々起こるアレックス。だが、会社をクビになろうとも、家が焼けようとも、妻子が出ていこうとも、彼は常に他人を楽しませ、前向きに生きていた。その様子を見た二人は、全知全能の神ゼウスの制止を振り切って…。人生で一番大切な事は何かを教えてくれる感動のエンターテイメント小説。
舞台はイギリスのロンドン。
が、しかし。そこはあまり重要ではない。主人公の名前がアレックスなのと、少し突飛な状況になっても不自然さを緩和してくれるエッセンスのようなものかもしれない。
あらすじ
物語は、二人の幼い神様が人間にイタズラを仕掛けるところからスタートする。
たまたまその標的なってしまったのが、ロンドンに住むアレックスだ。
幼い二人の子供のイタズラは、競い合ううちにどんどんエスカレートする。
大人から拝借してきた『運命の手帳』。
二人はそこに、ありとあらゆる不幸を記述していく。
理不尽過ぎる不幸の連続に見舞われ、アレックスは仕事を失い、家を失い、家族を失い、友人を失う。
『PM10:00 アレックスは全てを失う』
何もかもを失って窮地に陥った時、アレックスのとった行動は――!?
疲れた時こそ読みたい一冊
きっと誰から見てもアレックスはいいヤツだ。明るく、ユーモアに溢れ、楽しい気持ちにさせてくれる。
そんなアレックスに、理不尽としか言いようのない不幸の連続が襲い掛かってくる。しかもその不幸が、ちょっとシャレにならないレベル…。
見ているこちらが目を覆いたくなるようなものなので、アレックス本人からしたら相当なものだと思う。それなのに、アレックスはたった1つの自分の信念を絶対に曲げないのだ。どんな時も貫き通す。きっと誰にも、彼の信念を折ることは出来ないのだろうと思う。
上手くいかない事がおこってイライラしたり、突発的な不幸に見舞われて落ち込んだり。そんな時はアレックスを思い出そうと思う。
現実は小説のようにハッピーエンドとは限らない。それでも、やらなければならない事はあるし、貫かねばならない事もある。感情に振り回されて、一喜一憂して流されても解決には至らない。自分の中に柱を持つことは大切だ。
水野敬也さん
彼の本はシンプルだ。要点が簡潔で、伝えたいことがストレートに伝わってくる。だからこそ読みやすい。
心が洗われる感じがするので、ワタシは好きだ。何を読んでも感動する。
文字数もそんなに多くないものが大半なので、読書に不慣れな人でも読みやすいんじゃないかな。
因みに彼はブログも書いているのでワタシはそちらも愛読している。小説家が無料で文章垂れ流していいのだろうか…なんて思いつつ、ありがたく読ませていただいている。ブログのタイトルを見てふと思うのだけど、アレックスの信念は水野さんの信念だったりするのかな。
なんて、ワタシの勝手な妄想ですけどね。
そんな感じで、本日ワタクシからは以上でございます。
今日も1日頑張りましょう!(๑•̀ㅂ•́)و✧
(初めての予約投稿(朝)は上手くいくのかな…)